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#28「鶏口牛後」【公演中止】

脚本・演出:中村ノブアキ

2020年5月27日(水)~5月31日(日)

@座・高円寺1

【重要なお知らせ】
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、本公演を中止とすることにいたしました。
ついては中止の判断に至った想いについて代表・中村の文章を下記に掲載しました。
どうぞお読みいただき、ご理解いただけましたら幸甚です。

座・高円寺 春の劇場05
日本劇作家協会プログラム
CoRich舞台芸術まつり!2020春最終選考作品

お客様へ

このたび、新型コロナウィルス感染症によりお亡くなりになられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げるとともに、現在治療をされている方々には、一日も早いご快復をお祈り申し上げます。
また医療現場の最前線で闘ってくださっている日本中の医師、看護師など医療従事者の方々にも心より感謝を申し上げます。

さて、そんななか、来月5月27日より座・高円寺1にて上演を予定しておりました新作『鶏口牛後』ですが、苦渋の決断ではありますが、【公演中止】といたしました。「演劇を社会インフラに!」と訴える私が自らの手で演劇の灯を消していいものかと悩みに悩んだのですが、下記3つの理由により今回の結論に至りました。

1. 収束の見通しが立たない以上、お客様やスタッフ、キャスト、またその周りの方たちへの感染の可能性を無視することはできないこと
2. そもそも稽古場の確保が極めて困難であること(多くの施設が休館、休業を余儀なくされています)
3. そして何より、JACROWの作風である「リアルなビジネス演劇」の土台が大きく揺らいでいること

特に3つめの理由は、企業を取り巻く環境がこの1カ月で大きく変わったことに起因しています。
ソーシャルディスタンス、在宅勤務という働き方の変化だけではなく、世界規模の大不況により多くの倒産、失業が不可避の波として襲っている現状、それを意識しないままで「リアルなビジネス演劇」の物語を描くことはできないという私の中の問題意識です。そしてそれはきっと作り手である私だけの問題でもなく、きっとお客様の中でも何かが変わっているのではないかと思ったのです。

という大きく3つの理由で、【公演中止】を決断いたしました。
とはいえ、この座組で、いつになるかわからないけど、その時の「リアルなビジネス演劇」として改訂した『鶏口牛後』をやりたいと思っています。っていうかやります。必ず。
ですので#28という数字はそのときまで取っておくことにします。#28という公演ナンバーは『鶏口牛後』という作品につけられた数字であり、気持ちは【公演延期】なので。

公演を楽しみにしてくださっていたお客様には、大変申し訳なく思っています。
ですが、今はアルコール消毒しない手で握手を、ハグをし、唾を飛ばしながら熱く激論できる演劇を普通に作れるようになるまで、メンバー一同Stay at Homeすることにします。
ぜひまた必ず劇場でお会いしましょう!

2020年4月25日 JACROW代表 中村ノブアキ

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鶏が囁く。
そのままでいいのか。
お前はコントロールする側じゃないか。
支配する喜びを知れ。
だがなにも実現できなかった。

牛が嘶く。
そのままでいいじゃないか。
大きいからこそできることがある。
実現できる喜びを知れ。
だがコントロール不能だった。

“起業”をテーマにパラレルワールドに描く2つの物語。
はたらくすべてのひとたちへ。

キャスト

川田希
芦原健介(JACROW)
狩野和馬
菅野貴夫
日下部そう
小平伸一郎(JACROW)
當銀祥恵(青年座)
西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)
福田真夕(JACROW)
松本寛子
宮越麻里杏(JACROW)
谷仲恵輔(JACROW)

スタッフ

舞台美術:根来美咲
照明:阿部康子
音響プラン:椎名KANS(Garage Inc.)
音響操作:森顕子
舞台監督:吉川悦子
演出助手:野月敦
宣伝美術:川本裕之
イラスト:中村實男
題字:宍倉夏未
記録:鈴木淳
制作補:江口逢
制作協力:J-Stage Navi/木川美由紀/あらい日向
企画・制作:JACROW
協力:ウォーターブルー/ケイエムシネマ企画/スターダストプロモーション/スターダス・21/青年座/トム・プロジェクト/舞夢プロ
提携:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺/日本劇作家協会

会場

座・高円寺1

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